8月14日女子大生ニュース
第2位
東京外国語大学の学生19人が現在行われている
リオオリンピックにて、日本語のボランティア通訳を
しています。
同大学は、今年2月に大学の公式ホームページにて
「夏季集中スタディツアー リオオリンピック・
パラリンピックにおける通訳ボランティア募集」と題して
英日、韓英、ポルトガル語と日本語の間の通訳ボランティアの
募集をしていました。この時点で、オリンピック委員会での
通訳ボランティアの募集が終わっていたものの、
条件に当てはまるボランティア通訳が足らないため、
緊急募集されたとのことです。
英日と韓英の通訳において、応募条件はTOEIC800点以上。
長期留学経験があることを条件でした。
応募した生徒はリオオリンピック組織委員会の面接を
スカイプ経由で受けたとのことです。
宿舎と滞在中の食費はリオオリンピック組織委員会が
負担しますが、渡航費および個人的に出費が必要な部分は
自己負担。また安全面については「大学としては
安全について万全を期しますが、基本的には渡航中の身の
安全を守るのは自己責任です。」として、事前研修を行ったそうです。
またこのボランティア通訳は、夏季集中スタディツアー
として、2単位の対象となるそうです。
大学の対応については賛否両論ですが、参加した学生からは
「2020年の東京五輪でも活躍したい」といった前向きな意見が聞かれています。
外国語を専門的に学ぶことのできる東京外国語大学の
学生の本領発揮ともいえ、東京五輪も含め、今後の活躍が期待されます。
取材・執筆:東京外国語大学4年 黒田和佳奈