やる気!元気!!瑞季ー!!!
今週は『何度も観たくなる映画BEST3』の紹介です!
まずは第3位!
主演は市川隼人さん
他には佐々木蔵之介さんや麻生久美子さん、賀来賢人さんも出演の
青春ギャグ?コメディ。
原作は人気ブログ小説。
主人公・ママチャリの仲良しグループのやんちゃでスケベな西条君が
バイクのスピードがどうしても出てしまう坂道で、スピード違反切符を駐在さん(佐々木蔵之介)に切られ、あんなのは卑怯だという怒りから駐在さんとぼくたちのしょうもないイタズラ攻防戦が開戦する。スピードを計測している機械が金属ならば何でもスピードを測ることが発覚すると、仲間を集めるだけ集めてチャリで計測器の前を爆走したり、金属を身につけて歩いたりなどなど様々なイタズラを仕掛けますが、やはり駐在さんの方が一枚上手という状況の中、グループと仲のいい小学生「みかちゃん」が病気で入院することになり、楽しみにしていた花火大会に行けなくなってしまう。
どうしても花火が観たいというみかちゃんの夢を叶えるため、イタズラグループはとんでもない作戦に出る。
イタズラの部分は何度見ても笑ってしまって
しばらく繰り返し何度も何度も見ていました!
すごくテンポがいい映画で、時代設定もなんだか古き良き昭和末期って感じが好きです。
続いて第2位は!
『パプリカ』
やっと今敏監督の作品を紹介出来る日がきましたよ!
大学の先輩に「とにかくすごいから見て!」と映画のオープニングをYouTubeで見せられた事がきっかけでガッツリハマりました今敏ワールド。
アニメーション映画なんですが、もう、とにかく動きが凄い。
10年前の作品なのに、つい最近作ったかのように綺麗な作品です。
悪夢の中の大行進が私が何度も見たくなるポイント!
たくさんの日用品などが大行進をしているので何が描き込まれているのか何度も見たくなるんです!
あともう一つのポイントはやっぱりオープニング!!
目まぐるしい程に展開するオープニングはやっぱり何度も見たくなるんです!
音楽は平沢進さんが手がけてるんですが、バーチャル音楽と東南アジアの民族的音楽が合わさって不思議で素敵な音楽も何度も聞きたくなるんです。
サイケデリックでグロテスクでエゴまみれかもしれないけれど、最後には「良かった……」と胸にストンと落ちてくる作品です。
今敏監督の遺作ですので、まだ見たことがない方は是非に!!
第1位は…
『ウォールフラワー』
『ライ麦畑でつかまえて』の再来と言われるほど社会現象にまでなった青春小説を、原作者自らがメガホンをとり映画化。
主人公のチャーリーをローガン・ラーマン
チャーリーが想いを寄せる奔放?な女の子サムをエマ・ワトソン
サムの義兄で学校で有名人のパトリック
この3人を中心に話は進む。
学校のパーティで
題名通り『ウォールフラワー』壁の花となっていたチャーリー
しかし、最上級生のサムとパトリックと出会い
チャーリーの一人ぼっちで狭かった世界はドンドン広がっていく。
サムに恋してるのに別の子と付き合ったり
パトリックが実はゲイだったり
みんなでドラッグパーティしちゃったり
色んな問題が詰め込まれた1冊。
さらにチャーリーはハイスクールに入学する前に親友が自殺するという
癒えようのない傷を負っている事。
そしてもう一つチャーリーにはチャーリーすらも忘れてしまった大きな傷がある…
みんなが学校という箱に押し込められ
学生というしがらみの中で
もがきながらも懸命に楽しく生きようとする姿で自分もそう頑張らなければと思うのです。
悩んだ時に何度も見たくなるんです。
音楽もとってもすき。
ファッションも好き。
パトリックの周りを楽しませようとピエロに徹する姿も好き。
ハリー・ポッターシリーズのイメージが強いエマですが、こんな役も出来るのかー!と言わしめたサム役
『少年は残酷な弓を射る』で冷酷な青年を演じたエズラ・ミラーもこんなに陽気な姿も出来るのかーと言わしめたパトリック役
そういう面でも何度も見たくなるんです。
これは学生のうちに観て欲しい作品の一つです。
同じ学生だからこそ、学校という窮屈な世界でたくさんのしがらみに捕らえられる今だからこそシンパシーを感じられると思います。
今悩んでいる人はこれを是非観て欲しい。
小原瑞季