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【おばコラム】名古屋でうつけて最終回!?【第14回】

 

 

やる気!元気!!瑞季ー!!!

昭和女子大学3年小原瑞季です。

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ついに小原の勝手に学芸員研修旅行レポも最終回

名古屋でうつけて最終回でございます。

 

金沢五箇山白川郷飛騨高山を経て遂に名古屋へ。

今回の研修旅行で訪れた場所はどこも人生初めての場所でした。

だから、色々カルチャーショックの連続。

気候も日本海側はこちらとは異なる事も体感!

 

なにより名古屋で驚いたことは食文化!

TVなどで聞き及んでいましたが

それでも実際感じると驚くもので。

まず見た目です。

こちらが名古屋での朝ごはん

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バイキングですが見渡す限り

味噌ブラウン!!

彩はないんですがおいしいんです

味噌漬けがおいしいです!!

私食の趣味が老人くさいと言われるくらい

和食が好きなんですが

その中でも一番漬物が好き

漬物に関しては相当いろんなもの

口にしてきましたが、

名古屋のみそ漬け。

 

みそというのは大豆ですから

体にいいですよね!

お味噌汁には

胃がんなどの発がん抑制効果

あるといわれているらしくって

お味噌汁もお味噌から作られてます。

世界的に今注目されているらしいですよ!

だから名古屋市民って健康的なんですかね??

 

でもちょっと高血圧になりそうな食文化を体感

 

 

夜は友人が選んでくれた中華料理屋へ。

しかし、小原のその日のファッションは…

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なんかギャグ感というか中華大好き人間みたいになってました

こちらのお店中国人の方が作っていて、

めちゃくちゃおいしかったです。

近所にあったら通うレベルでおいしかったです。

しかも、デザートの杏仁豆腐をサービスしてもらいました♡

名古屋でも人のやさしさに触れて感動。

 

 

 

さて、今回の研修目的は学芸員研修。

ということで名古屋市博物館にて

実際の学芸員さんにバックヤードを案内

そして講習会を開いていただきました!

バックヤードというのは

学芸員さんが普段研究に利用しているお部屋を

少し見せていただいたり

館内の空調管理室を見学させてもらったり、

資料搬入の場を見せてもらったり

普段なら絶対に入れない所を見せていただいてきました。

 

そのあとは普通に名古屋市博物館を各自見学。

そこでボランティアのおじいさんが色々作品を解説してくれて

このおじいさんがまた暖かい人で、歴史文化の学生だと明かすと

「じゃあ、おじさんなんかは定年してから学んだから、

お嬢さんたちの方が詳しかったのか、恥ずかしい」ととても謙虚な方で

でも私なんかはなんとなくとしか日本史や考古学を学んでなかったので

初めて知ることばかりで楽しかったのですが

おじいいさんが謙虚な方で素敵だと思いました。

 

 

名古屋市博物館を後にした私達は名古屋城

名古屋城公園のレストランで味噌カツ定食を頂いてまいりました。

お味噌の風味とカツのサクサク感がおいしかったです。

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名古屋城の前で記念撮影しようとしていたら

ここでもボランティアのおじさんが

「撮ろうか?」とよってきて撮ってくれたんですけど

そのあと、「四人がこの旅行仲良くおわれるか占ってあげる」

といって徐にトランプを取り出して

私にトランプを選ばせるおじさん

「そのカード覚えてね」といってカードを回収し束へ戻す

反対側の友人に「一枚選んで」といってまた選ばせるおじさん

友人が引いたカードを見ると…

なんと私が引いたカードを持っているのです!!

驚きのあまり「えーーー!!!」という声が名古屋城公園にこだましました

そのあと残るの友人にひかせても同じカードで

「おじょうさんたちは仲良く帰れるよ」といって

名古屋城へ見送ってくれたおじさん。

トランプよく見ると結構練習したんだろうなという使い込み具合で

練習するおじさんを想像して心がポカポカしました。

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今回たくさんの人とふれあって暖かい気持ちにさせてもらってので

私もそんな人間になりたいと思いました。

また、定年後のシルバーボランティアの方とも観光地でふれあうことが多くて

観光資源が地域活性化、シルバー活性化に一役買っているのだなと実感。

ボランティアの方々、私の地元のお年寄りよりも

やっぱりやるべきことがあるためか、きらきら輝いているんですよ。

これから高齢化がどんどん進みますが、

きらきらとお年寄りが活躍できる社会って素敵だな!

若い私達も負けてられないなと元気がもらえました。

 

目的は学芸員も研修ですが、

生意気かもしれませんが

沢山のものを得させてもらえた研修旅行になったと思います。

 

 

研修旅行は名古屋城で終了だったので

そのあと時間があったので

名古屋ボストン美術館へ一人で行ってきました!

企画展は『ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影』

19世紀パリに目がない小原が食いつかないわけにはいかないと思い

キャリーをがらがら引きづり美術館へ。

名古屋ボストン美術館

アメリカのボストン美術館と契約している姉妹館

ボストン美術館の所蔵品で企画展を行う美術館なんです。

しかし、残念ながら2018年で契約更新を行わないため

日本で常にボストン美術館の所蔵品を見られる場所はなくなってしまうんです。

その情報も背中を押し疲れた体で美術館へいきましたが…

大はしゃぎですよ 

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※ひとりです。職員さんにシャッターきってもらいました。

 

ルノワールの作品をメインに

同時代に活躍した画家の絵画と共に

19世紀のパリの生活の変化、

人々の関心の変化を追う展覧会となっており

とても楽しかったです。

フィンセントやトゥールズの絵画も来ており

とても楽しい展覧会でした。

 

東京でも『ルノワール展』開催されていますね!

普段美術はわからないという人にも

おすすめの展覧会なのです!

印象派は感じる作品が多いのです。

宗教画のように知識がないとわからない、

絵解きが必要なものとはちがい、

画家が感じたまま、

人々の生活をそのままトリミングした

というような作品が多いので、

共感できる絵画が多いんですね。

それにルノワールは色使いが優しく、

世界の綺麗なところだけ切り取ったような世界なんです。

そのふんわりした色使いを女性の裸体を描いた絵画を

当時のアカデミー派の評論家は

「死体の様な腐った色のような裸体」と評しましたが、

中流階級の人々には求められていきました。

ルノワールの様な印象派がいたからこそ、

ポスト印象派などに影響を与えて、

今後の美術史に大きな影響を与えた分岐点ともいえる時代。

海を越えフランスはオルセー美術館から来た、

優しい絵画は一見の価値ありです!

 

 

書きたいことたくさんあって

今回もよくわかんない記事になっちゃったかも…

ちょっとずつ解り易い記事かけるように頑張ります><

 

小原瑞季