やる気!元気!!瑞季ー!!!
皆さん芸術の秋を楽しんでいますか?
今年の秋は日本人の大好きな印象派が上野に集結してますよー!
東京都美術館にて『ゴッホとゴーギャン展』が10/8~12/18
上野の森美術館にて『デトロイト美術館展』が2016年10/7~2017年1/21
印象派は風俗画や風景画を中心に描いているので、予備知識が必要ないのが人気の要因の一つですが、
せっかく見に行くなら、少しでも多く楽しみたいですよね!?
ということで私がオススメしたい印象派の楽しみ方を紹介!
☆人間関係
☆彼らが生きた時代背景
色や筆遣いなどを純粋に楽しむのもいいけれど、
なので、作品を見ると特徴が顕著に現れた作品ほど誰と影響しあっているか最も分かりやすくなっている時代です。
また、彼らが描く街の様子や風景に関しても19世紀末の退廃的なモチーフが多いので、ムーラン・ルージュやムーラン・ド・ラ・ギャレットなど。
あの有名な耳切り事件もこの時起きました。
ゴッホというと激しい性格で遅咲きの画家でもありました。だから炎の画家なんて呼ばれたりするわけですが。
この頃のゴッホは念願叶って画家仲間と共同生活を送り、日々カンヴァスと向き合い幸せな日々を送っていたので、穏やかで生命力溢れた絵を描きます。しかし激しい性格のゴッホが人と暮らせるはずもなく、あの有名な耳切り事件が起きてあえなく共同生活は終わりを告げます。
絵画だけでなく、画家の人生に注目するとどんどん興味が湧いてきたりします。
印象派やポスト印象派の画家たちは穏やかな人生とは言い難いドラマティックに行きた人が数多くいるのも魅力のひとつ!
そんなゴッホが実は怒りを知らない穏やかな純朴な青年だったら…というもしもの話を描いた漫画があるんです!
それがこちら!
2巻完結なので読みやすいです。
この漫画の主人公は、もうひとりの"ゴッホ"
テオドルス・ファン・ゴッホ。
ゴッホ(フィンセント)の弟です。
テオドルスは画商で、フィンセントを生涯支え、弟であり親友でした。
この漫画は『今現在伝わるゴッホの人生は、切れ者の弟・テオドルスがフィンセントを伝説的な画家にする為の戯曲だった』というお話。
史実と辻褄も合っていて、とても面白かったです。
なんだか本当に史実としてテオドルスが、フィンセントの人物像を作り出したように思えるようなリアリティがあります。
また、ポスト印象派とアカデミーの対立関係も分かりやすく描かれていて、学べます。
ミュージカル化もされた作品です!
私は大号泣して、めちゃめちゃゴッホとテオの関係など勉強するほどどハマリしました(笑)
小原瑞季