やる気!元気!!瑞季ー!!!
モデルプレスTVでスタッフとして勉強させてもらっている時、
自分が大学生ということを忘れるんです。
というか最近大学の勉強全然してなくない?なんて思ったりして。
そりゃ去年までは週6で大学行ってたんだもの。
今の状況(週3/5コマ)は去年に比べたら勉強量も少ない。
でも今年は割と実習系を多く履修してるんです。
その中でも特にのめり込んでいるものは
『古文書の修復』
お寺さんや神社のお札とかを
実際に修復して、修復に飽きたら内容読んでみたりしているわけなんですが
一口に修復と言っても、たくさんの工程があるんです。
まずは紙を水で洗って、虫食いを直して、強度を補うために裏打ちして
書は書膣を作ってそこにしまう…というような作業をやらせてもらっているんですが
その中でも小原は『虫損』という作業を先生に評価して頂いているんです。
私個人としてもどの作業よりも、『虫損』が好き
でも『虫損』ってナニシテルノ?ですよね?
要は虫食いを埋める作業なんです。
写真のように虫食いの被害にあった紙を直していきます。
虫食い穴の周りに漉したでんぷん糊を筆でかるーく塗っていって
穴サイズにちぎった似たような質感で厚さで色の和紙を貼ります。
それを繰り返すと…
穴が埋まります!
虫損はこれだけ!
でも、簡単そうに見えるけど結構疲れるんですね~
でも実際にこういうモノに触れてみて気がついたことが一つ。
この写真で気がつくことありません?
そう!虫食い穴がほぼほぼ等間隔でサイズは異なるものの同じ形!
つまりはこの書は丸めて保管されていたってことが分かるんです!
こういうのって座学じゃ気がつけないと思うんですよね!
実習ならではといいますか。
いくら頭で考えても分からないことも、実際やってみると答えが見つかるなんてことは人生の中で幾つもあるのを、授業を通して改めて気が付かされました!
(全てのことには意味があるんですね。
ただの虫食い穴と侮ることなかれ…ですな)Oo。.(´-`)
他にも日本の伝統をオムニバス形式で学ぶ実習なんかもあるんです!なんていうと『生涯学習センター?』なんて言われてしまう歴史文化学科なのでした。
小原瑞季