8月14日女子大生ニュース
第6位
昭和女子大学 プールに沈んで水底から……
昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科をはじめとする
岐阜県・愛知県の四県をめぐる3泊4日の研修旅行を
行いました。
歴史文化と言うと机の上だけの学問のようなイメージですが、
この研修旅行では、建造物や地方博物館の資料の展示や保存を実際に見て、
触れて、職員や学芸員の方から話を聞くことを目的としています。
訪れた学生たち。この美術館は昨年入場者数日本一に輝いた美術館であり、
革新的な試みに挑み続けています。建物は円形で全面ガラス張り、
内部もできるだけアクリル板を用い、透明度の高い美術館になっています。
本来展示資料は紫外線に弱い為、自然光は避けて展示しますが、
技術の向上により、自然光を取り入れる展示が
増えてきており、この美術館はその先駆けともいえます。
また、美術館と言うと私語厳禁で敷居の高いイメージが
ありますが、ここは人が集う憩いの場としての機能も備えており、
無料で公開しているゾーンも多く、興味を持ってもらうための工夫を凝らしています。
そのなかでも、最も人が集まっていたのは美術館の中庭にあるプール。
地上から見下ろすと、まるで水深の深いプールのように見えますが、
実はこちらも作品。その水面を境界として、水面の下にもぐることも可能で、
水越の出会いを創造する作品です。
今回、このように美術館の固定概念を覆すような
金沢21世紀美術館の見学を通して、学生たちは各自
いろんなことを学んだようでした。