9月25日女子大生ニュース
第3位
日本最高峰が世界に挑む!東京大学
競争力が低下……!?
21日、イギリスのタイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)は
「世界大学ランキング」を発表しました。上位のほとんどを欧米の大学が占める中、
日本最高峰である東京大学は39位にランクインしました。
前回の43位から順位を上げたものの、アジアの中でも4位にとどまり首位を逃すなど、結果はまずまずといったところ。ちなみにアジア首位は世界ランキング24位の
シンガポール国立大学。世界ランキング29位の中国北京大学、35位の清華大学と
続きます。
世界ランキング1位に輝いたのはイギリス オックスフォード大学。アメリカ
カリフォルニア工科大学、スタンフォード大学、イギリス ケンブリッジ大学が
続きました。
THE世界大学ランキングの評価基準は「教育の質・学習環境」「学生と教員の国際性」「産学連携による収入」「研究の質」そして「論文の被引用率」。日本の大学が
ランキング下位にある理由ひとつとして考えられるのが「国際性」です。まだまだ
日本の大学では外国人の教員も少なく、「グローバル」とは言い難い状況です。
「日本は競争力が低下している」といった声も見られますが、
国際化することにより、大学生の学習の幅も広がるのではないかと見られています。
今回は世界37位となり、アジア首位を逃した東京大学。今後どのように世界に
挑んでいくのか、目が離せません。
取材・執筆:東京外国語大学4年 黒田和佳奈