9月25日女子大生ニュース
第9位
慶應義塾大学 海外を一層意識
9月入学はじまる
慶應義塾大学は今年から経済学部の授業4年間を英語のみで行うPEARL という
プログラムを開始し、多くの新入生を迎えました。上智大学などでFALといった
英語で行う授業もありますが、経済に特化した英語の学部であるという点で
異なっています。他の学部と全く異なるカリキュラムをもつPEARLが
今後どのように行われていくのか注目が集まっています。
9月入学である経済学部PEARLには海外の高校から入学する生徒も多く、
教室は国際色の豊かな雰囲気になっているとのこと。今年から始まった
新しいプログラムであるため、不安もあったとのことですが
授業が英語であるという点に加えて経済学を専攻することができるという点から
入学を決意したという生徒も多くいるそうです。
アメリカ、ヨーロッパ、中国の大学など9月入学が多い中で4月入学である
日本はやはり留学することも、留学生を受けいれることも難しいのだとか。
日本国内の学生に関しては留学を志すも就職活動の弊害になるとして
諦める学生も少なくありません。今後慶應義塾大学内で他の学部でも
こういったプログラムが実施されることにより、日本の学生も海外の学生も
留学するチャンスを増やすきっかけになるのではないかと期待が寄せられています。
取材・執筆 慶応義塾大学 高田玲奈